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MAGAZINEマガジン

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2020.05.05

雑巾がけでエクササイズ。自分なりの工夫で、巣ごもり生活を乗り切ろう!

「目指せ!自由なオトナ女子 de ブラジル」by セニョーラプリマベーラ(岩井真理)

Vol.5 引きこもり生活の工夫
(長引く自粛生活!海外では、ブラジルでは、どうやって過ごしているのかな?)

日本では、全国的に緊急事態宣言が出ましたが、感染者数は収まる様子もなく、このゴールデンウィークが心配です。私のいるブラジルでも、日々感染者数と死亡者数は増加し、予断を許さない状況です。中でも、人口の多いサンパウロ州ではかなり深刻で、州政府は、不要不急の商業活動を禁止する政令quarentena クアレンテーナを5/10まで延長しました。3/24から実施以降2度目の延長で、コロナが依然として収まっていないと言うことです。州内全てのレストラン、カフェ、バーが閉鎖中(デリバリー・テイクアウトはOK外)。医療、治安、清掃、食料品(スーパー等)、燃料供給、銀行、公共交通機関等の必要不可欠なサービスは継続。実質的な外出自粛要請となっています。私にとっても日々の暮らしが大きく変わりました。

 

まず、午前中使用していたアパート内のジムが閉鎖になりました。密室で多数の人がマシーンなどに触れるからと、早々に使えなくなりました。ただでさえ、日本にいる時よりも歩かなくなってるので、自転車漕いだりウォーキングマシーンを使うのを日課にしてたのに〜また運動不足になる!と思い、家の中でストレッチやヨガをしよう!、、、って、これが、いざやろうとするとなかなか継続しません。

そこで、毎日床を雑巾がけすることにしました!そう、あの雑巾がけ。ブラジルでは、基本靴を履いたままの生活なので、床にバーって水を流して、モップでゴシゴシってやるのが一般的ですが、うちは日本式に靴を脱いで暮らしているので、さほど汚れてはいないと思いきや、拭いてみたらそれなりに!しかも不思議な事に、毎日拭いても毎日雑巾は汚れます。子供の頃、学校でみんな並んでやった雑巾がけ。あの頃の身軽な身体ではないので、お尻を上げてもすーっとはいかない。普通のタオルだと滑らかにはいかず、雑巾もちゃんと縫ってあることに意味があった事を知りました。そこで、小さめタオルを両手に一枚ずつ持ち、脚を伸ばしてお尻を上げなら拭いていきます。ヨガのダウンドックというポーズのように、手脚のストレッチに効く〜。そして、家中の床を拭き終わる頃には、結構汗びっしょりです。

 

次に、外食が全く出来なくなり、結果、全ての食事を家で準備せざるを得なくなりました。特に、在宅ワークが始まると、1日3食分きっちり作るのか?と思ったら、買い物頻度にも制限がかかってる状況で、憂鬱になりました。

そこで「1日2食宣言」しました。朝食またはブランチと、早めの夕食の2回です。小腹が空いたら、おやつは各自調達すること。引きこもり生活では、ろくに動かないのだから、身体のためにも理にかなってる!と自信満々で宣言し、実行中です。夜も早めに夕飯済ませれば、胃にも優しいし。

しかし、世間はデリバリーがとても忙しそう!自粛ムードで静まり返った街中も、昼と夕方だけは配達のバイク音が響いています。アプリを使えば、どんなものでも届けてくれるので、とても便利。料金も日本よりはかなりリーズナブルです。聞けば、皆さん頻繁にデリバリーを活用しているようですが、私はまだ一回だけです。夫の反応が悪い!ので、結局は前述の「1日2食」に落ち着きました。

その代わり、焼きたてパンのデリバリーをお願いしています。実はこのパン屋のK美さん、本業は美容師さんです。日本で資格を取り、美容師として働いていた日系ブラジル人ですが、こちらへ帰ってきて開業しました。現在、ブラジルでは濃厚接触に避けるため理・美容院、ネイルサロン、エステ、は全て閉鎖中。そこで趣味が高じて作り始めた菓子パンを中心に、毎回種類を変えて予約オーダーを取った上で、デリバリーする仕事をこの時期やってます。駐妻だけでなく、単身赴任の男性達も懐かしいカレーパンやメロンパンなどを注文しているようです。K美さんの商才と行動力には学ぶところも多いです。

デリバリーの菓子パンたち。巣ごもり生活に、ほっとする味です。

 

もう一箇所は、普段はチーズケーキ作りをしているパティシエのYさんが、デニュシュ生地の食パンを焼いてくれます。ザ・ブラジル人というワイルドな外見に似合わず、Yさんの作るケーキやパンは繊細で、日本人好みです。やはり、この時期は、みんな食べることでしか、楽しみを見出せなくなってますね。

そして、私の心の支えは、以前にもお伝えしたように、カフェ巡りなのですが、残念ながらみんなクローズです。でも、平日だけテイクアウト用の屋台を出しているカフェがあり、そこへ1日一回だけ通ってます。美味しそうなお菓子やポンデケージョがある時はそれも買って来ます。

「家は近いの?」毎日行くので、店の女の子に訊かれました。

「向かいの角を入ったところのアパート」

「良いね、近くて。私は遠くから来てるの」

「働き者だね」

こんな時期、些細な事かもしれないけど、少しだけ貢献したい気持ちです。私のお気に入りの店がまた再開できるよう、この状況下で働いている人に感謝しながら、通りを渡るだけの短い距離でも、外に出るのは気分転換です。しかも、コーヒーは私にとっては不可欠なアイテムですから。

そして、今1番大切なことは、規則正しく生活することではないでしょうか?自宅にいることで、どうしても時間が不規則になりがちです。翌日のことを気にせず夜更かししたり、朝寝坊してしまいます。それは、かえって疲れが出たり、体調を崩す原因になりかねません。こんな時だからこそ、いつもと同じ時間に寝起きして、規則正しい生活を心がけることも、引きこもり生活のコツのように思います。

1日一杯のテイクアウトコーヒーが今の楽しみ

 

周りの人達もそれぞれに工夫をして暮らしています。ブラジルは、天気だけは良いのでベランダへ机を出してご飯を食べてる家族もいます。他の国の友達は、ダイニングテーブルにティッシュの箱を置いてフライパン卓球したり、私は、思い切って部屋の模様替えしたら、部屋が広くなって気分が変わりました。いつもの生活にプラス小さな変化、それがこの時期の暮らし方に必要かと思います。

そして、「頑張らない」という選択肢もあると思います。このピンチを乗り越えるため頑張らなくちゃ!と思うと、かえって自分を追い込んでしまいます。先が分からないので、息切れもします。ゆるゆるやりましょう。人間の力ではどうにもならないものと戦っているのだから、ここは Fique em casa(Stay Home)しかありません。

誰かが言ってました。かつて人類は何度かウィルスにやられたが、その都度こもって、前向きに過ごした事で新しい文化が生まれたと。

ここを乗り切ると、新しい世界が待っていると、私も信じています。

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今までのブラジル情報は、「きれい生活研究所」Kireiライフキャリアのすすめブラジル発「駐妻」に転職しました!〜 ワーキングウーマン の ポジティブ ラテンライフ 〜にて御覧いただけます。

https://kireilife-lab.com/?cat=84

*「世界ウーマン」掲載中

https://www.sekaiwoman.com/columns/bom-brasil/