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2019.06.10
薬膳

6月~ジメジメ不安定な梅雨の時期。中医学的『養生法』をご紹介します♪

中医学で考える養生法

STAFF BLOG
中医アロマセラピスト
国際中医薬膳管理師
スタッフM

日差しが暑いと思っていたら、急に雨風が強くなったり。今日は涼しいなと思って出かけたら、お店の中は「冷房が効き過ぎていて寒い」なんてことありませんか?

今年もはやくも半年が過ぎ、6月。
ジメジメとした暑さを感じつつ、梅雨入りする季節となりました。

中医学(中国伝統医学)の陰陽学説では、日本の梅雨は6月頃から。

自然界は季節的には「夏」。そして陰と陽で表すと「陽」となりますが「陰」の雨が多い点で、この梅雨時期は「陽長陰不衰」の特徴をしています。

中医学では「人体は自然の一部であり、あらゆる生命体は、相互に影響しあいながら存在する」という理論があります。つまり、「身体に現れる症状と、自然現象は同様のもの」と考えます。

例えばこの時期:
自然界は、夏なので「暖かく」なりますが、
同時に雨などで「多湿、冷え」のある季節。

私たちの身体も同様に:
自然界の影響を受けて「温かく」なるのですが
同時に内側は「湿が溜まりやすく、冷えやすい」時期なのです。

「陰陽のバランス」がよい=健康状態が良いとされていますが、梅雨の時期は「陰と陽」のバランスが崩れやすくなります。

梅雨時期によく見られる不調に、
体が重い、頭が重い、張って痛い。
湿疹、動悸、肩こり、関節痛、お腹の不調や、めまいなど、中医学でいう「湿」と関係した症状が多いのです。女性特有の不調にも似た症状ですね…。

外は暑いのに、室内は冷えている。
水が溜まったところは、温度が下がると冷えやすくなります。

身体の中でも同じことが起こりやすいので、身体に余計な「湿(水分)」をためないこと、湿を嫌う「脾(胃腸)」を傷めないようにしましょう。

暑いからといって「体を冷やす食べ物」を取り過ぎたり、胃腸に負担のかかる「生もの、甘すぎるもの、アルコール、冷たい乳製品、油っぽいもの」を、過度に摂取しないことです。

内側だけではなく、外的要素として「部屋の風通しをよくすること」なども大事です。また、精神面では、思い悩むことで「脾」に負担をかけてしまいます。深く悩みすぎると、胃が痛くなりますよね。あまり考えこまずに、日々を楽しみましょう♪

梅雨時期に重だるさを感じたら、まずは冷たいものを控え、
胃腸にやさしく、利湿(湿を取り除く)する食物を取って養生しましょう。

この時期は、体を温めも、冷やすこともない「平性」の食べ物や
「温性食物と、涼性食物」の組みわせで、陰陽のバランスを保ちます。

四川料理は、山に囲まれた盆地で湿度の高い地で生まれた食べ物です。麻婆豆腐などは、陰陽のバランスがとられていて梅雨、湿の溜まりやすい時期に適した料理。ただし発汗すると思って辛いものをとると、胃を荒らすこともありますのでご注意を。唐辛子よりは、発酵した豆板醤の方が胃腸に良いとされていますので、ご参考までに。

深い歴史のある、予防医学の知識を取り入れるには、まずは不調の原因、ご自身の体質を知るところにありますので、ご興味がある方は薬膳の本なども参考になさると良いでしょう。

梅雨時期におすすめの食材

平性(冷やしも温めもしないもの)
じゃがいも、さつまいも、とうもろこし、大豆、あずき、そら豆、枝豆、湯葉、納豆、キャベツ、鯛など

涼性(体の熱を取るもの)
小麦、緑豆、豆腐、ほうれん草、キュウリ、トマト、白瓜、冬瓜、大根、鴨肉など

温性(温めるもの)
小松菜、シソ、ねぎ、たまねぎ、人参、鶏ささみ、鮭、アナゴ、胡椒、山椒、豆板醤、ニンニク、生姜、味噌、麹、ウーロン茶、玄米茶、陳皮茶など

涼性と温性の食材をバランスよく使い、
煮る、蒸す、炊き込む、お粥、発酵、スープなどの調理法が適しています。

海藻類はそのままは冷やすので、生姜などの温性のものと一緒に食したり、手軽に甘酒、冬瓜を使ったお粥や、豆類、トウモロコシのスープなども良いですね♪

スタッフM プロフィール
中医アロマセラピスト、国際中医薬膳管理師、愛玩動物飼養管理士、他。
20代から主にデザイナーとして活動、それまでの不規則な生活や蓄積されたストレスで、35才頃に身体に不調を感じ低迷。予防医学へ興味から中医アロマを勉強、国際中医薬膳管理師の資格を取り、食生活、漢方、鍼灸などで体質を改善。39歳で出産し、女の子、夫、犬と暮らしています。