植物のチカラ

漢方、アーユルヴェーダなど、世界のいたるところに、植物を取り入れた伝統的な自然療法が存在します。

その中でフランスを中心に発達したのが、植物療法(フィトセラピー)です。

植物療法は、フランスの国立大学で専門的な研究がなされるなど、薬理効果の科学的、臨床的な実証が進んでいます。

またにフランスでは、女性ホルモンケアの研究も進んでいるため、植物療法によるホルモンバランスケアも、とても進歩しています。

日本では、アロマテラピー(芳香療法)が先に普及したため、癒しや気分転換として香りを楽しむ気休め的なものというイメージが持たれているのが残念なところ。

フランスでは医薬品に指定され薬局でしか扱えない香りの成分が、国内では雑貨扱いとなってしまっているのです

でも最近やっと、日本でも健康維持や病気の予防に積極的に活用しようとする試みが増えてきています。

植物は、優しいだけではなく、チカラを持っているのです。

植物療法では、ハーブを口から摂取するだけでなく、香りによる脳へのアプローチ、皮膚や粘膜からの浸透など、複合的な方法をとります。

香りは、脳に働きかけます。芳香成分を嗅覚より取り入れることで、直接的に脳に反応を起こし生理活性物質が分泌されます。

近年、大きな進歩を遂げている皮膚学の分野では、皮膚は最大の臓器と呼ばれ、レセプター(受容体)を備えおり、皮膚に塗ることで、分が皮膚・血中へと運ばれていきます。

病院でのホルモン治療でホルモンクリームが使われているのをはじめ、医療の場では経皮吸収薬の使用が進んでいます。