乾燥が気になり始めたら、ほんのり甘い梨のスープで潤いもアップ!

女子力をアップする季節のスムージーとスープ

~朝食にもぴったり。植木もも子先生の女性のバランスを整える優しい薬膳レシピ

薬膳と栄養学の双方からいいところ取りの食材で、体の芯から女子力を上げます。

私たちの体の細胞一つ一つは毎日食べている食材でできています。

何を食べるかはとても大切で重要なこと。心して食べましょう!!

 

10月は仲秋で、乾燥の季節になります。肌がピリッと感想を感じる季節ですね。

薬膳ではそんな季節に肌を体の内側から潤す食材があります。それは「白きくらげ」。

そして暑い夏で使い果たした体の潤いを補うのが「梨」です。この二つ主役に今話題の「ゴジベリー(クコの実)」。漢方ではクコといわれ数千年前からアンチエイジングの妙薬でした。

 

10月 梨を使ったほんのり甘いスープを

材料(2人分)

梨 <1/2個>

身体の体液を補います。

白きくらげ <2g>

植物コラーゲンがあるといわれ、肌を潤す王妃の食べもの。

ゴジベリー(クコの実) <大匙1>

アンチエイジングを司どる臓、「肝腎」を養いさらに腎精を補うといわれてる。「腎精」は現代でいうホルモン様のこと。

蜂蜜 <大匙1>

すでにご存じ、潤いを補います。

レモン汁 <大匙1>

ビタミンC,クエン酸など体を錆びさせない栄養成分のほか薬膳では酸味は引き締める作用も期待できます。

 

作り方

①白きくらげは前の晩から戻すのがコツです。ゆっくり戻すととろみが出てきますがこれがコラーゲン様の働きを。たっぷりの水に浸して戻ったら一度水を替え、中で押し洗いを。さらに水をかけて洗い、絞り、きれいな水2カップに浸してラップで覆い、一晩おきます。気温が高い時は冷蔵庫に。

 

②①を杖桁水ごと鍋にいれて中火にかけます。蓋は沸騰するまでずらしてします。沸騰したら弱火にして1時間煮ます。(これでとろみが出てきます)時々みて煮汁の水分量が最初の分量になるようにお湯を足します。

 

③梨は皮剥いて8等分のくし形に切り、芯を取って厚さ7㎜幅にきります。1時間煮た②に加えてさらに20分ほど梨が透き通り柔らくなるまで煮ます。

 

④ゴジベリー(クコの実)はカップに入れてお湯を注いでかき混ぜたらすぐに茶こしでお湯を流し、表面の汚れを洗い流します。

 

⑤③の梨が煮えたら④のゴジベリー(クコの実)を加えて一混ぜして火を止めます。室温まで冷まして蜂蜜を加えます。(蜂蜜は60度以上の熱で成分が変化するので)レモン汁も加えて混ぜます。これをカップに入れていただきます。

 

*甘さは梨の甘さで変わります。梨が甘くない場合は蜂蜜を適宜足します。が蜂蜜は大匙1杯は21gあり、62Kcalになるので入れすぎはご用心。

 

※「~様」とは専門用語で似た働きをする成分のことです。

 

植木もも子先生プロフィール

東京家政学院大学卒業後、岸朝子氏に師事し、料理記者として活動。その後和食料理研究家の鈴木登紀子氏のアシスタントを経て、フードスタイリストとして雑誌の連載、CMなどを手掛けるほか、大学の非常勤講師としても活躍。
現在、管理栄養士、国際中医師、国際中医薬膳管理師の資格を持ち、培った知識と持論を生かした数々の著作本を出版している。また最近は講演や料理教室、テレビ番組の出演などを通して、毎日の食事の大切さを伝えながら「美味しく、楽しく、賢く、健康に」をモットーに健やか料理研究家として活動中。ファイトケミカル(植物由来の化学物質)パワーを取り入れた中医営養学、雑穀料理を中心に日々の料理を提案している。

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